舞台 天下一の軽口男 笑いの神さん米沢彦八
舞台俳優1年生、室龍太さんの今年一作品目
『 天下一の軽口男 笑いの神さん米沢彦八 』
米沢彦八役の駿河太郎さん、里乃役の田中美里さん、石川千佳役の谷村美月さんのメインメンバーの中に選ばれた
とにかく笑いの絶えない舞台！
出演が決まったのが7月末。
なんともまあ昔に感じますが、少年たち直前。
出てたよ、室さん出てた！
.....から長かったね〜！！
初日が2月1日、千秋楽が2月17日
彼の、そして私たちのホーム大阪松竹座にて行われました。
初日を観劇した私の第一声
「めっちゃおもろいやんこれ」
落語のお話、と聞いていただけに、ガッツリ落語を少しイメージしていたのもあり
このストーリー性というか、ルーツをたどっているような物語がとても面白かったです。
漆にかぶれたり、女にモテたい発言しちゃったり、実はちょっと残念な武左衛門。
初日、初めて「女にモテる」発言聞いた時は大変失礼ながら吹き出しました。
いや、それが正解なのかもしれないけれど。
そんな武左衛門が江戸に行ってからの成功、苦悩、
こんなに表情や指先までの演技で伝わってしまうのか、と見入ってしまいました。
なんと言っても武左衛門が島流しにあう場面で笑いながらはけていくとき
その笑い方が、自分を責めるような、嘲笑うような、すごく苦しくなるような笑い方で
看守長を思い起こさせる感じがまた苦しかった。
見ている私まで苦しくなる、笑い声。
これは本当に凄いと思いました。
そしてなんと言っても1番の見せ場！
童とモモンガ！！
みんなよくぞ耐えた！！！！！
少なからず『ぎゃああああ』ってならなかったところに、龍太担の良さが現れたなぁと。
いや、抑えきれない声は聞こえたよ！
でもあれは許容範囲だよね！！（言い聞かせ）
仕方ないよ可愛かったもん！！！！
ちょこちょこ挟まるアドリブに耐える姿、対応する姿もかっこよくて面白くて
気づけば予定以上の公演数入ってました。
でもそれくらい
舞台初心者とも言える私にとって通いやすい舞台でもあった
適度な緊張感、安心出来る声、笑える環境
本当に素敵な舞台に出会わせて貰いました。
千秋楽で、龍太さんが前に立ち挨拶をさせて頂くことになった時
たまたまだけど、龍太さんの立ち位置がいつものところで、でも隣にいる人達が違って
寂しくて、それと同じくらい俳優としてこんな素敵な舞台を終えることが出来たんだって嬉しくて
涙が止まりませんでした。
とってもかっこよかったよ、ありがとう。
全27公演、お疲れ様でした！
#はいゆうむろりゅうた
#No.1
